「解約できない」給湯管工事めぐりウソの説明か「イトケン」を家宅捜索 消費生活センターに300件以上の相談 福岡
ウソの説明で給湯管工事のクーリングオフに応じなかったとして、住宅設備関連会社の役員が逮捕された事件で、警察は14日、福岡市の本社を家宅捜索しました。
14日午前、福岡市東区の住宅設備関連会社イトケンに捜査員26人が入り、名簿や契約書、パソコンなど段ボール10箱分を押収しました。
イトケンはことし3月、福岡県遠賀町の男性(87)と給湯管交換の工事契約を結んだ後、「解約できない」とウソをついてクーリングオフに応じなかったとして、実質的経営者、松木成元容疑者(41)ら役員の男3人が特定商取引法違反の疑いで逮捕され、13日送検されています。
福岡県の消費生活センターにはイトケンに関して「解約に応じない」など300件以上の相談が寄せられていました。