久留米市が人口30万人を下回る 2005年の広域合併以降初めて 「自然減」の幅拡大で
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福岡県久留米市は、2005年の広域合併後初めて人口が30万人を下回ったと発表しました。
久留米市によりますと今月1日時点の人口は、前の月から536人減少して29万9663人となりました。2005年に田主丸町など4つの町と広域合併して以降、人口が30万人を下回るのは初めてのことで、死亡した人の数が生まれた人の数を上回る「自然減」の幅が年々拡大していることが要因としています。
久留米市は広域合併の3年後に中核市となり、保健所などの機能が福岡県から委譲されました。中核市の要件は2015年から人口20万人に引き下げられているため、久留米市は、人口が30万人を下回ったことで直ちに行政サービスが変わることはないとしています。
久留米市の原口新五市長は「人口は都市の活力を創り出す要素の一つであり、これからも人口の維持に努める」としています。
最終更新日:2025年2月7日 17:10