車にはねられ男性死亡 76歳の女を逮捕 「衝突するまで気づかなかった」
北九州市八幡西区で12日、横断歩道を歩いていた男性が車にはねられ死亡しました。車を運転していた76歳の女が逮捕されました。
警察によりますと12日午後4時半すぎ、北九州市八幡西区星和町で軽乗用車が横断歩道を歩いていた男性をはねました。
事故を目撃した人からの通報で警察と消防が現場に駆けつけ、はねられた男性は病院に搬送されましたが、約2時間半後に死亡が確認されました。
死亡したのは近くに住む無職の近藤英樹さん(86)です。
警察は軽乗用車を運転していた北九州市八幡西区の無職・遠藤しず子容疑者(76)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。
警察の調べに対し遠藤容疑者は「人をはねたことは間違いありません」と話し、容疑を認めた上で「衝突するまで 歩行者に気づかなかった」という趣旨の話をしているということです。
警察は過失運転致死容疑に切り替えて捜査を進める方針です。