佐賀県鳥栖市で“両親殺害”の19歳長男が控訴 懲役24年の判決不服「量刑が重すぎる」
ことし3月、佐賀県鳥栖市で両親を殺害した罪で、懲役24年の判決を受けた19歳の長男が控訴しました。
元・九州大学の学生で19歳の長男はことし3月、鳥栖市の住宅で両親の胸などをナイフで複数回突き刺し殺害した罪で、9月15日に佐賀地方裁判所で懲役24年の判決を受けました。
長男の弁護側は判決に対し、「量刑が重すぎる」として25日に控訴したということです。
1審で長男の弁護側は、少年院などでの更生を目指す『保護処分』が相当などと主張しましたが、佐賀地方裁判所は、「刑事罰をもって臨むしかなく更生には相当な時間がかかる」としていました。