関門海峡に2.2キロの新たな橋をかける計画 北九州市と下関市をつなぐ「第3の道路」事業費は2900~3500億円見込む 近く地権者への説明会 福岡
北九州市と山口県下関市を結ぶ第3の道路の整備に向け、国などが調査してきたルートの素案がまとまり、都市計画の決定に向けた手続きが始まりました。
まとめられた素案は、北九州市小倉北区の北九州都市高速・日明(ひあがり)出入口付近と山口県下関市の旧・彦島有料道路を結ぶおよそ8キロのルートで、関門海峡をまたぐおよそ2.2キロには橋をかける計画です。
国や県・市がまとめた参考図面が、都市計画の手続きを進める北九州市と山口県に10日、送付されました。
事業費は2900億円から3500億円と見込まれています。
■北九州市民
「向こうまで行くのが、ここを突っ切っていければ近いと思うので、それはそれでうれしいと思います。あとは、それだけお金かけて作るかどうかですよね。」
近く地権者への住民説明会が開催され、その後、具体的なルートが公表される見通しです。