「鳥町食道街」一帯の大規模火災でクラウドファンディング開始 がれき撤去費用に充てる 北九州市小倉北区魚町
1月3日に北九州市小倉北区魚町の「鳥町食道街」一帯で起きた大規模火災のがれき撤去の費用にあてるため、市や北九州商工会議所などが17日から、口座振り込みと募金箱、クラウドファンディングで、寄付金の募集を始めました。
発表によりますと、北九州商工会議所と小倉中央商業連合会、北九州青年会議所と北九州市は「魚町火災復旧支援の会」を立ち上げ、口座振り込みと募金箱、クラウドファンディングで寄付金を受け付けます。
口座振り込みは大分銀行、北九州銀行、筑邦銀行、西日本シティ銀行、福岡銀行、福岡ひびき信用金庫で受け付けています。
募金箱は今後、事務所や店舗など市内およそ500か所程度に設置を予定しています。
また、「小倉魚町火災 復旧プロジェクト」と名付けたクラウドファンディングも17日から開始しました。1口1000円で、2月末までに支援金3000万円を集めることを目標に掲げています。プラットフォームは「KAIKA」です。
3日に北九州市小倉北区魚町の「鳥町食道街」の一帯で起きた火災では、飲食店など36店舗、およそ2900平方メートルが焼けました。
市は、がれきの量をおととし4月に起きた旦過市場の1度目の火災と同じおよそ2000トンと見込んでいて、寄付金はこの撤去費用などに充てられます。
すでに、第一交通産業など市内の複数の企業から寄付の申し出が寄せられているということです。