児童虐待防止へ合同研修 虐待の恐れがある家庭を訪問→説得→保護 福岡県大野城市
児童虐待の防止や早期発見のため、児童相談所と警察が24日、合同で研修を行いました。
■職員
「児童相談所のものですが。」
■親役
「は?呼んでねえよ。」
児童虐待防止のための合同研修は24日午後、福岡県大野城市で行われ、児童相談所の職員や警察官など54人が参加しました。
研修は児童の安否確認ができないとの想定で虐待の恐れがある家庭を訪問し、親を説得した上で子どもを保護するまでを訓練するものです。
■職員
「虐待がないかということで、体を見たら、ないということが分かるので。」
■親役
「子ども嫌がってんだろー。」
■職員
「確認させてください。お母さんいいですか。」
昨年度、福岡県が国に報告した児童虐待の相談件数は1万2332件で前の年度より1100件増え、年々増加しています。
職員たちは、その場で変わる状況に対応しながらお互いの役割を確認し、連携を深めていました。