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【ほとんどが日本で初めて公開…】世界的な名画が福島に 印象派展が4月20日から開催・福島

2024年4月19日 18:58
【ほとんどが日本で初めて公開…】世界的な名画が福島に 印象派展が4月20日から開催・福島

世界的な名画が福島にやってきます!4月20日から郡山市立美術館で始まる「印象派展」。

その魅力を一足早く、取材してきました。

郡山市の郡山市立美術館で、4月20日から始まる美術展=「印象派 モネからアメリカへウスター美術館所蔵」。

4月19日は、開幕を前に、関係者らが招かれ、内覧会が開かれました。

19世紀後半のフランスで誕生した芸術運動の「印象派」。

明るい色彩を使い、光や自然の移ろいなど、目に焼き付いた直接の印象を表現しているのが特徴です。

今回の美術展には、アメリカのウスター美術館のコレクションを中心に67点が展示されていて、そのほとんどが日本で初めて公開されるものです。

フランス印象派の巨匠、クロード・モネの「睡蓮」。

晩年、自ら作り上げた「水の庭」の睡蓮を描き続けたことで知られるモネ。

実際に描かれているのは、池のほんの一画ですが、水面の映り込みによって、周囲の木々や空をも取り込み、果てしない広がりを感じさせる作品です。

さらに会場には、アメリカ印象派を代表する画家、チャイルド・ハッサムや。

グランド・キャニオンの作品で知られた風景画家=デウィット・パーシャルなど数々の有名画家の作品が並んでいます。

■郡山市立美術館 鈴木えみこさん
「印象派の作品は目の前にある景色の美しさとかというのを、その瞬間を捉えているという所が大きな魅力でございますので、筆の入り方、素早さというのも、想像しながら見ていただくと面白いかと思います」

会場には、代表的な作品と一緒に写真を取ることができる、フォトスポットもあります。

中は撮影できませんが、フォトスポットで写真を取って、思い出に残すことができます。

また、グッズコーナーでは、モネの睡蓮を全面にあしらった、デザイン缶に愛らしいサブレを詰め合わせた商品や、ハッサムの作品の花かごのイメージを落とし込んだカラフルなポップコーンなども販売されていて、アート初心者でも楽しめる美術展となっています。

■郡山市立美術館 鈴木えみこさん
「なかには、私たち福島の人間から見ても、自然を愛でる喜びとか、自然のなかで感じられるような身近な美しさというのが、画面に込められているものもたくさんありますので、そういった所に共感をしていただけたらすごく良いかなと思います」

「印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」は、4月20日から6月23日まで、郡山市立美術館で開催されます。

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