【これは?】鋭意制作中…高さ3m×幅4.9m×奥行3.5m…今年は中学2年生の男の子が描いた絵がモチーフに【中テレ投稿BOXニュース】
いわき市にある「四倉町善友会」の小湊さんからお寄せいただいた画像。みなさん、何か分かりますか?
こちらは6月12日撮影された、現在制作中の「ねぶた」です。道の駅よつくら港にある「ねぶた工房」で5月19日から制作が始まったそうです。
「四倉町商工会青年部、四倉高校、清水会(きよみずかい)、そして、私たちの四倉町善友会が『ねぶた』や『ねぷた』を制作しております。私たちの善友会は、今は会員のほとんどが定年退職をしている人ばかりで、私は48歳ですがまだまだ若手として活動しております。」
いわき市四倉町の夏恒例の祭りと言えば「四倉ねぶた」です。戦前から始まったとされますが、太平洋戦争と東日本大震災の被災後、2度存続の危機に直面しましたが、祭りを愛する地元の人たちの尽力によるコロナ禍を経て今も続いています。
ことしのねぶたのモチーフというのが、地元の中学2年生の男の子が描いたこちらの絵。ねぶたを立体的にみせるように作ることが大変難しいといいます。
「紙を貼る作業は、ねぶたは立体的なので紙を貼るときに丸みをおびている所や平面的な所とマス目が全部違うので、立体的にみせることは難しいです。色を付ける際も、普段のように力を入れると破けてしまいます。一番難しいのは、目です。紙を貼るのも気を使うし、目の位置でねぶた全体が決まってしまいます。」
そして、こちらが6月17に撮影されたねぶた。迫力がぐっと増している様子がうかがえますね。
「ねぶた本体は、約高さ3m×幅4.9m×奥行3.5mになります。台車の高さが約1m位なので、祭り当日は高さ4m位になります。祭りを楽しみにしている人や初めて見る人、参加している人が、笑顔で楽しい時間を共有できればと思います。」
本番の時にどんなねぶたに完成しているのか楽しみです。四倉のねぶた祭りは7月月27日㈯開催です。(雨天の場合は、28日㈰)。