福島第一原発の燃料デブリ含む堆積物 東京電力が新たに画像公開 9月中取り出し再開見送り
東京電力は、福島第一原発の溶け落ちた核燃料=燃料デブリを含む堆積物の画像を新たに公開しました。
東京電力が新たに公開したのは、トラブルが起きる前、9月14日に撮影した2号機の原子炉格納容器内部の画像です。底に、燃料デブリを含む堆積物があるのが確認できます。
このデブリの取り出しを巡っては、9月17日に取り出し装置の先端につけたカメラが映らなくなり作業が中断していて、東京電力によりますと原子炉格納容器内の非常に高い放射線の影響で電気が流れなくなり、カメラに不具合が生じた可能性があるということです。
今後、カメラが回復するかを検証し、デブリの取り出しについては、9月中の再開を見送る考えです。
最終更新日:2024年9月27日 12:05