福島県いわき市の小名浜漁港の防波堤で、7月31日の午後5時45分頃、釣りをしていた男性が海に転落したと消防に通報がありました。

消防と福島海上保安部の隊員らが現場に駆け付け、午後6時頃、男性を無事救助しました。男性にけがはありませんでした。

転落したのは、いわき市内に住む65歳の男性で、午後3時半頃から一人で釣りをしていたところ、防波堤に設置された車止めにつまずき、そのまま海に転落したということです。

男性はライフジャケットを着用しておらず、近くで釣りをしていた人が、ロープをつないだバケツを海に投げ入れ、それにつかまるよう声をかけるとともに消防に通報しました。

福島海上保安部は、釣りなどをする際は必ずライフジャケットを着用するとともに、複数名で行動するなどして事故に注意するよう呼びかけています。