1年分の賃金を支払わなかった疑い…建設系企業の元会長を書類送検 福島県
作業員の賃金約1年分を払わなかった疑いで、新潟県の土木会社の元会長が書類送検されました。
最低賃金法違反の疑いで29日に書類送検されたのは、新潟県の元会長(80)です。
福島労働局によりますと、元会長は相馬市の営業所で働く作業員に対し、2023年5月から2024年5月までの約1年間、総額585万円の賃金を払わなかった疑いが持たれています。
会社の関係者から情報が寄せられ、労働局が調べ書類送検しました。この事業所には複数人の作業員が働いていて、ほかの作業員にも賃金を支払っていなかった可能性があるとみて調べを進めています。労働局は元会長の認否を明らかにしていません。
最終更新日:2024年10月29日 18:43