猪苗代湖で3人が死傷したボート事故から9月6日で4年です。事故をめぐる控訴審は9月末に開かれる予定です。

2020年9月、猪苗代湖の中田浜でプレジャーボートに巻き込まれ、当時8歳の豊田瑛大くんが死亡、母親も足を切断するなどした事故がありました。

ボートを操縦していた佐藤剛被告は、2023年3月に業務上過失致死傷の罪で1審で禁錮2年を言い渡され即日控訴。その控訴審が9月30日に始まることがわかりました。

■瑛大くんの母親
「遅すぎるのかなと、どれだけ待たせるのかなという思いで過ごしてきた」
■瑛大くんの父親
「どうすることもできないので、ただ悔しいだけ」

佐藤被告は、被害者の存在に気づくのは困難だったと無罪を主張していて、2審の審判が注目されます。