東京電力は14日、今年度5回目となる福島第一原発からの処理水の放出を完了したと発表しました。

東京電力は9月26日に今年度5回目、通算では9回目となる処理水の放出を開始しました。今回の放出量は7817トンで、配管を真水で洗い流すなどして、10月14日午前11時59分に完了しました。これまでにトラブルなどは確認されていないということです。今年度中には残り2回の放出が計画されています。また、現在中断している2号機での溶け落ちた核燃料＝燃料デブリの取り出しについて、東京電力は今週中にも不具合があった取り出し装置先端のカメラの交換作業を始める方針です。