×

【溶剤などで日付を消して販売した】菓子卸業者が賞味期限の日付部分を消し改ざんか【福島】

2024年5月30日 18:29
【溶剤などで日付を消して販売した】菓子卸業者が賞味期限の日付部分を消し改ざんか【福島】
改ざんが発覚した商品の賞味期限

会津若松市にある菓子卸業者が、せんべいやビスケットなどの賞味期限を改ざんして販売していたことがわかりました。

賞味期限を改ざんしていたのは、会津若松市にある菓子卸業者の「鈴長椎野」です。県によりますとこの業者は、工場から仕入れたせんべいやビスケットなどの菓子について、賞味期限の日付部分を消して、その月の月末までの期限と偽り販売していたということです。

商品を買った人が、賞味期限の一部が消されているのを見つけて、保健所に通報し、改ざんが発覚しました。

賞味期限が改ざんされた商品は、会津美里町の直売所で販売されていましたが、業者が自主回収し、これまで健康被害の報告はないということです。

業者は「賞味期限が切れた商品を2024年1月から数回、溶剤などで日付を消して販売していた」と改ざんを認めていて、県は業者に対し、改善を指示しています。

    • 中テレNEWS NNN
    • 【溶剤などで日付を消して販売した】菓子卸業者が賞味期限の日付部分を消し改ざんか【福島】