「被爆80年に向け核廃絶を訴え続けていきたい」 日本被団協のノーベル平和賞受賞で広島の被爆者7団体が会見
日本被団協の「ノーベル平和賞」受賞が決まったことを受けて、広島の被爆者団体は「被爆80年に向け核廃絶を訴えていきたい」と決意を語りました。
広島市役所で会見したのは、県被団協や韓国原爆被害者対策特別委員会など広島の7つの被爆者団体です。11日に発表された日本被団協の「ノーベル平和賞」の受賞理由で「すべての被爆者をたたえたい」と述べられたことを受けて、合同で声明を発表しました。
■広島被爆者団体連絡会議 田中聡司 事務局長
「受賞を励みにして、被爆80年に向けて命のある限り(核廃絶を)訴え続けていきたい」
一方、韓国の被爆者団体は受賞に対し「多くの朝鮮半島出身者が被爆したことが一言も触れられていないのが寂しい」とし、世界の被爆者の援護を訴えました。
(2024年10月17日放送)
最終更新日:2024年10月17日 19:06