陸上自衛隊西部方面隊の音楽祭 方面隊初の"歌姫"の透き通る歌声が観客を魅了
この音楽祭は、自衛隊を身近に感じてもらおうと毎年開かれていて、今回で46回目です。11日は自衛隊の音楽隊や外部の団体などが、吹奏楽の定番曲やアニメ音楽など約30曲を披露しました。
会場に美しい歌声を響き渡らせる女性。西部方面隊のソプラノ歌手、水上珠奈さんです。3年前の4月に西部方面隊に入隊し、その後、10月に音楽隊に配属。現在は九州各県を中心に演奏活動を行っています。この日は3曲を披露し、観客は透き通る歌声に聞き入っていました。
■70代夫婦 熊本市から
「すごくいい。もう感動しました、あの歌声は」
■50代 福岡県から
「(自衛隊の訓練は)すごく厳しいと聞くので、その中でも一生懸命耐えているので、もっと頑張ってもらいたい」
■西部方面隊 声楽隊員3等陸曹 水上珠奈さん
「熊本に帰って演奏会で歌わせてもらえて、大きな喜びと感動を自分自身でもいただくことができました。自衛隊員としても音楽隊員としても誇りを持って活動させていただいています」
水上さんは6月に行われる定期演奏会でも舞台に立つということです。