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「阿蘇のすごさを伝えたい」スウェーデンから移住した男性が作った絵本の読み聞かせ

2024年2月21日 12:13
「阿蘇のすごさを伝えたい」スウェーデンから移住した男性が作った絵本の読み聞かせ
世界農業遺産に認定された阿蘇の風土を学ぶ絵本の読み聞かせが20日、南小国町の保育園で行われました。

この読み聞かせは、世界農業遺産に認定された阿蘇地域ならではの文化や自然などの風土を次世代に継承することを目的に、熊本県が教育機関などと連携して行っています。

20日は南小国町にある黒川保育園で、保育士が3歳から5歳児までの園児25人に、5年前にスウェーデンから南小国町に移住したワル・マックスさん作の絵本「ASOがだいすきだから」を読み聞かせしました。

絵本には阿蘇地域に住むモアちゃんという女の子が、お父さんとの会話の中で阿蘇地域の文化や自然の豊かさなどについて学ぶ姿が描かれていて、園児たちは楽しそうに聞いていました。

■絵本の作者 ワル・マックスさん
「国籍関係なく、阿蘇に住んでいる子どもたちに、 阿蘇がなぜすごいのか、世界で見ても特別な場所なのか伝えられたらいいなと思う」

今回の読み聞かせで使われた絵本は、阿蘇管内7市町村の幼稚園や保育園約30施設に寄贈されているということです。