｢バーガーフェス｣や子ども相撲、はしご車体験…3連休の熊本県内各地にぎわう

2日から4日の3連休、熊本県内は初日は広い範囲で雨となりましたが、3日と4日は行楽日和となりました。県内各地の3連休の様子を取材しました。

熊本市中央区の花畑広場で開かれていたのは｢JAPANグルメバーガーフェス｣。東京、兵庫、福岡などから6店舗が出店し、オリジナルのバーガーを販売。長い列ができていました。

また、花畑広場では｢KUMAMOTO台湾祭｣も開催され、ルーローハンなど台湾グルメなどを楽しもうと多くの人が訪れました。1日から開かれている｢台湾祭｣には、4日午後4時までに約9万7000人が訪れたということです。

3日、玉名市の蓮華院誕生寺奥之院で開かれたのは、子どもたちによる毎年恒例の奉納相撲大会です。大会には、阿蘇市や芦北町など県内各地から10チーム42人の小学生力士が集結。熱戦を繰り広げました。

子どもたちの相撲は、益城町でも。相撲教室に登場したのは、大相撲･木瀬部屋の7人の力士と、熊本出身で元幕内･肥後ノ海の木瀬親方です。普段は見られない｢髪結い｣を披露したり、子どもたちと四股を踏むなど、交流を深めました。

■参加した子ども
「すごく大きかったです」
「楽しかったです」

■元肥後ノ海 木瀬親方
「うちの力士たちがふれあって、相撲の醍醐味や相撲のいい所を味わってほしい」

熊本市のリブワーク藤崎台球場では、早起き野球の全国大会が10年ぶりに熊本で開催されました。決勝戦では、兵庫県代表の巽クラブと福岡県代表のユナイテッドアーミーが対戦。巽クラブが8対3で勝利し大会2連覇を達成、優勝旗やトロフィーなどが贈られました。

4日、熊本市の中央消防署で初めて行われたのは消防プレミアム体験。参加したのは抽選で選ばれた2組の家族です。約15キロの消防士の装備を身に着け、消防車に乗ったり、放水を体験したりしました。

■参加した子ども
「(ホースの)水が勢い良く出るところが楽しかった」
■参加した男性
「(装備が)重いですね、本当に。(隊員に)頭が下がります」

また、体験会では、はしご車の搭乗体験も行われました。どんな風景が見えるのか、記者が体験しました。
■洲﨑湧貴記者
「現在40メートルの地点にきています。熊本が一望できるほど高いです」

はしご車の高さは最大40メートル。これは熊本城の天守閣の高さ約32メートルを上回ります。消防プレミアム体験は、今後も実施される予定です。