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米国のエマニュエル駐日大使が熊本訪問 半導体生産に関連した経済安全保障の連携確認

2024年6月14日 19:18
米国のエマニュエル駐日大使が熊本訪問 半導体生産に関連した経済安全保障の連携確認
エマニュエル米駐日大使

アメリカのラーム・エマニュエル駐日大使が14日、熊本県の木村敬知事と会談し、TSMCをはじめとする半導体生産に関連した経済安全保障について日米の連携を確認しました。

県庁を訪れたエマニュエル駐日大使は、木村知事やくまモンなどから拍手で歓迎されました。アメリカ駐日大使が熊本県を訪問したのは2016年4月に熊本地震のお見舞いに訪れたキャロライン・ケネディ大使以来です。

木村知事と会談したエマニュエル駐日大使は熊本大学を訪問したことを明らかにし、学生たちから未来への熱意を感じたと話しました。

■エマニュエル駐日大使
「半導体技術を通して経済的なエネルギーが沸々と湧き上がってることを学生たちは感じていると思います」

エマニュエル大使は熊本大学で学生と意見交換したほか、熊本市中央区の子飼商店街などを訪れ、熊本の町並みを楽しんだということです。

会談後、取材に応じた木村知事は。
■熊本県 木村敬知事
「半導体はやはり経済安全保障なので、日米の連携ですねみたいな話はされました」
Q台湾有事の話は?
「それはなかったです。ただ、大使はサイバーセキュリティの専門家でもあるので、そういうことは今後大事ですという話で」