風雨の影響か天草市でのり面崩落 市道が全面通行止め
1日午後、熊本県天草市の市道で、雨の影響と思われる土砂崩れがあり、現在、全面通行止めとなっています。
土砂崩れがあったのは、天草市新和町の市道です。
市と消防によりますと、1日午後6時頃、地滑り防止用のコンクリート製の斜面が高さ約20m、幅約10mにわたり崩落しているのを市の職員が確認しました。
この土砂崩れによるけが人はありませんでした。
片側1車線の市道は、2日正午現在、全面通行止めとなっていて、復旧作業が行われているということです。
土砂崩れの原因について、市では斜面のコンクリートが老朽化し、生えた草木がここ数日の大雨と風の影響で揺さぶられ、崩落につながった可能性があるとみています。
また美里町の早楠地区でも1日、国道445号の路肩が雨の影響で約15mにわたって崩れているのが見つかり、全面通行止めとなっています。