「鉄道災害復旧のプロ集団」独立行政法人の調査隊 熊本豪雨で被災くま川鉄道に派遣 全国で4例目
熊本豪雨で被災し部分運休が続く「くま川鉄道」。復旧の加速に向け、国土交通省の独立行政法人が派遣した鉄道災害専門の調査隊が、現場を視察しました。
10日、くま川鉄道の被災した線路を歩いていたのは、独立行政法人鉄道・運輸機構の鉄道災害調査隊です。自然災害による鉄道の被災が全国で相次ぐ中、復旧に向けた専門的な調査やサポートをするため、今年4月に創設されました。
3年前の熊本豪雨で被災し、国の登録有形文化財に指定されている球磨川第四橋梁が流失するなど、現在も一部で運休が続いているくま川鉄道。2025年度中の全線再開を目指していますが、今も線路には豪雨の爪痕が残ります。
鉄道災害調査隊の派遣は、静岡県の大井川鐵道などに続いて、くま川鉄道が全国で4例目。この日は川村駅近くから肥後西村駅までの線路を歩いて調査しました。
■鉄道・運輸機構 進藤良則 設計第一課長
「今回よく調査した所は、河川橋梁の海面の盛り土の損傷か所です。なるべく手間がかからずに、うまく復旧できる方法を提供していくのが機構の役目と感じました」
■くま川鉄道 永江友二社長
「よりよいアドバイスをいただけることで、より安心安全な軌道復旧ができるんじゃないかと心強く思っています」
鉄道災害調査隊は2週間後をめどに復旧工事の方法や注意点などに関する助言をまとめ、くま川鉄道に提案する予定です。
10日、くま川鉄道の被災した線路を歩いていたのは、独立行政法人鉄道・運輸機構の鉄道災害調査隊です。自然災害による鉄道の被災が全国で相次ぐ中、復旧に向けた専門的な調査やサポートをするため、今年4月に創設されました。
3年前の熊本豪雨で被災し、国の登録有形文化財に指定されている球磨川第四橋梁が流失するなど、現在も一部で運休が続いているくま川鉄道。2025年度中の全線再開を目指していますが、今も線路には豪雨の爪痕が残ります。
鉄道災害調査隊の派遣は、静岡県の大井川鐵道などに続いて、くま川鉄道が全国で4例目。この日は川村駅近くから肥後西村駅までの線路を歩いて調査しました。
■鉄道・運輸機構 進藤良則 設計第一課長
「今回よく調査した所は、河川橋梁の海面の盛り土の損傷か所です。なるべく手間がかからずに、うまく復旧できる方法を提供していくのが機構の役目と感じました」
■くま川鉄道 永江友二社長
「よりよいアドバイスをいただけることで、より安心安全な軌道復旧ができるんじゃないかと心強く思っています」
鉄道災害調査隊は2週間後をめどに復旧工事の方法や注意点などに関する助言をまとめ、くま川鉄道に提案する予定です。