農業の担い手増を 中学生対象の農園ツアー キュウリ出荷量全国トップクラスの農家など訪問
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農家の担い手を増やそうと、中学生とその保護者を対象にした農園ツアーが7日、行われました。
「くまもと農業の魅力発見バスツアー」と題したこの農園ツアーは、農業の魅力を感じて職業の選択肢にしてもらいたいと、熊本県が企画しました。
参加したのは県立熊本農業高校の体験入学に参加した中学生とその保護者の約40人です。一行は、グローバルギャップという安全で質の良い農作物を作ることで外資系企業にも販路が広がった宇土市のキュウリやネギなどを栽培している農家を訪ね、実際に栽培が行われているハウス内も見学しました。この農家では40年もの間キュウリやネギなどを栽培し、主力のキュウリは全国でもトップクラスの年間400トンを超える出荷量だということです。
一行はこの後、果樹農園も見学しました。県は来年以降もこのバスツアーを実施する予定です。