動植物園のモノレール追突事故 原因は突然停止した先頭車両のモーター故障
18日に熊本市動植物園で起きたモノレールの玉突き事故。警察などの調べで、先頭車両のモーターが故障していたことが明らかになりました。
この事故は、18日午後0時半過ぎ、熊本市動植物園で時速約8キロで走っていたモノレールが突然停止し、後続の車両4台が相次いで追突したものです。
モノレールに乗っていた14人のうち6人が首や腰に痛みを訴えていて、園は、当面モノレールの運行を中止する方針です。
動植物園によりますと19日、園の関係者や警察、モノレールの管理会社などで調べたところ、先頭車両のモーター2つのうち1つが故障していることがわかりました。
熊本市動植物園のモノレールでは4年前にも同様の事故が起きていて、原因は車間距離が近づきすぎた場合に自動停止する安全装置の不具合だったということです。
警察は、今回、安全装置が正常に作動したかも含め、業務上過失傷害も視野に捜査を進めています。