不登校の児童生徒数が21年連続増加 千人あたりの人数は全国4番目 熊本県
熊本県内の小中学生の不登校の児童生徒の数が、前の年に比べると約1200人増加し、21年連続の増加となりました。
文部科学省によりますと、2022年度の熊本県内の小中学校の不登校児童生徒数は、前年度から1202人増えて5353人でした。県が確認できる2002年度から21年連続で増加しています。また、小中学生1000人あたりの不登校の児童生徒数は全国で4番目です。
県によりますと、新型コロナの影響で自宅で過ごす期間が多くなり、生活リズムが崩れたことなどが要因にあげられるということです。
さらに、小中高校のいじめの認知件数も前年度から724件増えて6033件。対教師や生徒間、また器物損壊といった暴力行為は、前年度より245件多い519件で、県が確認できる過去15年で最多となっています。