【強豪校でいじめ】大津高校サッカー部「全裸で土下座強要」受け当面活動自粛
熊本県立大津高校男子サッカー部で生徒がいじめを受けた問題で、学校は6日、サッカー部が当面の間活動を自粛することを明らかにしました。
6日夜、大津高校がサッカー部の保護者を対象に説明会を開き、その後の記者会見でサッカー部の活動を当面自粛することを明らかにしました。
この問題は、2022年1月全国高校サッカー選手権大会の宿泊先で、男子サッカー部の当時1年生だった生徒が先輩にあだ名をつけたとして謝罪を強要され、全裸で土下座する様子をスマートフォンで撮影されるいじめを受けたものです。
■大津高校サッカー部 平岡和徳総監督
「総監督として生徒の心のサインに気づけず本人に寄り添ってあげられなかったこと、ご家族にも辛い思いをさせてしまったことにつきまして、大変申し訳なく猛省しているところです」
活動自粛の間はリーグ戦など公式戦への出場は辞退しますが、10月29日に初戦を迎える全国選手権熊本大会への出場については、今後検討するということです。
大津高校は活動再開の時期について、すべての部員に思いを聞いた上で関係機関と協議するとしています。