熊本地震を教訓に 菊陽町の災害に強い体育館完成 炊き出しできる「かまどベンチ」など設置
災害に強い体育館が菊陽町に誕生しました。
菊陽町に新たに完成した「菊陽町総合体育館」。熊本地震を教訓に災害への対応が強化されていて、災害が発生した際には約850人が避難できる町内最大の指定避難所になります。
さらに3日分の物資を保管できる防災倉庫や、炊き出しなどができる「かまどベンチ」なども設置されています。
6日は関係者が出席して落成式が行われ、吉本孝寿町長が「命を守る避難拠点、そして交流の拠点にしていきたい」と抱負を述べました。
総工費は約51億円で今後、スポーツフェスが開催されるほか、11月にはプロバスケットボール熊本ヴォルターズの試合も行われます。