前知事と前市長が同じシンポジウムに登場 熊本県政のかじ取り役に求めるのは…
23日、熊本市中央区で開かれた「私たちが願う熊本の姿」を考えるシンポジウム。登壇したのは前の熊本市長で知事選に立候補を表明している幸山政史さん、そして前の県知事の潮谷義子さんの姿も。任期中に知事と熊本市長として幸山さんと関わりがあった潮谷さん。県政のかじ取り役に求めることを次のように語りました。
■潮谷義子氏
「TSMCが来たことによって税収が確実に増えていくんです。福祉や人権やあるいは日常的に困っている領域の中に(税収を)使っていく。そういう政治を行う人が必要」
終了後、幸山さんの印象を聞かれた潮谷さん。
■潮谷義子氏
「すごいパッションを1つの課題に対して出す人だな。そういう人間像を感じております」
一方、知事選に対する自らの姿勢を問われると…
Q幸山氏を個人的に応援される?
■潮谷義子氏
「そこはですね、言うことによっての影響の大きさを考えますと何とも。皆さんがお考えくださる通りで結構ですとしか言いようがありません」
このように述べ、幸山さんを支持するかについては明言を避けました。
3月7日告示の県知事選には幸山さんのほか前の副知事の木村敬さんと建設会社社長の毛利秀徳さんが立候補を表明しています。