【カメラがとらえた】なぜ衝突?Uターンしようとした車…その時、修学旅行バスが
10日、大津町の国道で修学旅行中の小学生を乗せた大型バスとレンタカーが衝突する事故がありました。バスに乗っていたのは長崎県諫早市の小学6年生。事故の瞬間を防犯カメラがとらえていました。
防犯カメラが捉えた事故の瞬間です。1台の乗用車が道路中央に近づいたその時、後ろから走って来た大型バスと衝突。乗用車は対向車線に押し出されました。10日午後3時半頃、大津町引水の国道57号で起きたこの事故。
警察などによりますと、大型バスには修学旅行中の長崎県諫早市の小学6年生など38人が乗っていたことがわかりました。この事故で、バスに乗っていた児童1人が手に軽いけがをしました。
乗用車はレンタカーで、国道沿いの店舗から車線に入り、中央でUターンしようとしていたということで、警察が事故の原因を調べています。
【スタジオ】
小学生たちは10日から1泊2日の日程で熊本を訪れていました。けがをした児童は打撲程度で、11日は引き続き修学旅行に参加したということです。
改めて、事故の状況を見てみます。現場は片側2車線の道路です。警察によりますと、レンタカーは国道沿いの店舗から車線に入るとすぐにUターンしようとして、後方から走って来た大型バスと衝突しました。
警察によりますと、今回事故があった道路はUターン禁止の場所ではありませんでした。ただ、レンタカーは車線に入ってすぐUターンしようとしていたみられます。警察は、まず走行車線に入った後、右側の車線に変更してからUターンの動きをとるようにしてほしい。そして、前後左右の安全確認を徹底してほしいと呼びかけています。