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「まちの賑わいに貢献」熊本市庁舎建て替え 市が基本構想を初提示

2024年3月21日 20:31
「まちの賑わいに貢献」熊本市庁舎建て替え 市が基本構想を初提示

熊本市庁舎の建て替えをめぐり「基本構想」が初めて示されました。

熊本地震の後に耐震不足が指摘され建て替えを検討している熊本市の庁舎。
候補地として
■現在の手取本町
■城東町
■桜町
■白川公園が上がっていて、熊本市はことし秋頃までに場所を決める方針です。

21日に開かれた特別委員会で熊本市は、新しい庁舎に関する基本構想の素案を初めて示しました。

・あらゆる災害に対応できる
・質の高い行政サービスが提供できる
・まちの賑わいに貢献する という指針のほか、約470億円の事業費の内訳などが盛り込まれています。

また4月から10回、市民への説明会を公民館などで開くことを明らかにしました。
これに対し議員からは回数や場所を増やすなどして市民に丁寧な説明を求める要望が相次ぎました。

説明会は電話やホームページから事前の申し込みが必要です。
■電話 096-334-1500
■「ひごまるコール」で検索
(4月5日 申し込み開始)

熊本市は市民の意見を踏まえて来年度中に基本構想を完成させる方針です。また建て替え費用の一部に国が補助する「合併推進債」を活用するため「実施設計」を来年度中に発注する方針です。