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【TSMC進出に対応】道路整備計画の住民説明会 ICアクセス道路や多車線化など計画

2023年10月11日 12:13
【TSMC進出に対応】道路整備計画の住民説明会 ICアクセス道路や多車線化など計画
熊本県は10夜、菊陽町で、TSMCの進出に対応して計画している道路整備事業の住民説明会を開きました。

説明会には、菊陽町や大津町などの住民約50人が出席しました。県の担当者が、新たに整備される合志ICアクセス道路や、TSMCの工場の南側を走る県道大津植木線の約4.2キロ区間の車線幅を最大片側3車線で整備を進める方針を説明し、都市計画の決定までの流れなどを示しました。

これに対し、拡幅エリアで畜産業を営む住民からは「最終的な立ち退きの期日など明確なスケジュールを早急に示してたうえで、しっかりとした補償を行ってほしい」などの意見が出ました。

■住民
「企業誘致しました、工場作りますまではいい。地元が栄えることなので協力はしたいが、地元で生活していたり、営農していたりする人の気持ちは置き去りにされている感じはある」

県は説明会で出た意見などを踏まえ、11月に計画素案を示し、今年度中の都市計画の決定を目指す方針です。