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川辺川流水型ダム事業2つの村で住民説明会 2027年度中の着工を目指す

2024年12月15日 19:06
川辺川流水型ダム事業2つの村で住民説明会 2027年度中の着工を目指す

川辺川に建設が予定されている流水型ダムについての住民説明会が15日、球磨郡五木村と相良村で開かれました。

2か所で開かれた住民説明会には、合わせて51人が出席しました。

この説明会は、土地などの収用や使用が公益にかなう事業として認定を受けるために国土交通省が開いたもので、土地の権利者には直接案内したということです。

質疑応答では、住民から「説明に使われた降雨モデルが4年前の熊本豪雨のものでないのはおかしい」「洪水後の川の濁りが流水型ダムであっても3日程度で澄むはずがない」などの意見が出されました。

国と県は、2027年度中にダム本体の基礎工事着工を目指し、現在、必要な用地の98%を取得していますが、取得していない土地が約20件あるということです。

最終更新日:2024年12月15日 19:07
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