【ハンドボール】「日本一目指す」大けがから復帰し勝利に貢献!オムロン選手の思い
去年7月に開幕した今シーズンもまもなく折り返し。上位同士の対戦で勝ち星を積み上げたいオムロンのなかで一際パワフルなプレーを見せたのが、背番号10のグレイ・クレア・フランシス選手です。大けがを乗り越え、約10か月ぶりにコートに戻ってきました。
昨シーズンのプレーオフ直前、3月の練習で左足の前十字靱帯を断裂したクレア選手。離脱を余儀なくされ、攻撃の起点を欠いたチームはシーズン3位に終わりました。
けがから約4か月。体育館には、手術を経てリハビリに励むクレア選手の姿が。苦しい表情を見せないのは大好きなチームのためです。
■グレイ・クレア・フランシス選手
「辛い。でも辛い表情とかはチームに伝染するから、表情は絶対に見せたくない」
チームメイトやファンのためにも、相手選手に恐れられるような強い存在としてコートに戻りたい…。
■グレイ・クレア・フランシス選手
「相手にこの人守りたくないと思われるような選手になりたい。あともうちょっと詰めて頑張ります」
懸命なリハビリを経て、1月のリーグ戦で復帰しました。3日の試合でも、体を張って仲間のシュートをアシスト!自身も2得点をあげて、チームの逆転勝利に貢献しました。
■グレイ・クレア・フランシス選手
「ファンの皆さんやチームメイトに支えられてリハビリを頑張って、今コートに戻ってこられている。今シーズンはプレーオフ出場を第一の目標として、その先の日本一まで去年のリベンジを果たせるよう、攻撃の軸となってオムロンを引っ張っていこうと思っている」
クラブチーム化を進めるオムロン、来シーズンからは新たなチーム名で再始動します。「オムロン」として戦うラストシーズンに有終の美を飾りたい。チーム一丸となって勝負の後半戦に挑みます。