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【初の甲子園へ】熊本国府が決勝進出 高校野球秋の九州大会

2023年11月2日 18:02
【初の甲子園へ】熊本国府が決勝進出 高校野球秋の九州大会
来年春の選抜高校野球大会の出場校を選ぶ際の重要な資料になる秋の九州大会。熊本国府は2日の準決勝で鹿児島の神村学園と対戦。7対1で勝ち、決勝に進出しました。

試合が動いたのは5回裏。
熊本国府はツーアウト満塁のピンチ。先発・植田が痛恨の押し出しデッドボール。先制点を許します。

直後の6回表、熊本国府はワンアウト、2塁1塁のチャンスに4番中嶋。右中間を深々と破る2点タイムリーツーベースヒット。2対1と逆転します。
なおもランナーを2塁に置いて6番山下がしぶとくレフト前に運び、タイムリーヒット。この回、一挙3点をあげます。

8回表には、チャンスで再び6番山下。センター前に2打席連続のタイムリーヒット。1点を追加します。さらにチャンスは続き、2アウト満塁で8番寺尾。3塁線を破る2点タイムリーヒットで6対1と突き放します。

投げては、先発・植田が9回1失点で完投。7対1で初めての決勝進出を決めました。熊本国府は、3日正午からの決勝で大分の明豊と対戦します。

来年春の選抜高校野球大会の九州地区の出場枠は4。秋の九州大会の成績が重要な資料とされています。今回、決勝進出を決めたので、出場枠への切符をグッと手繰り寄せ、ほぼ確実と言えそうです。

熊本国府高校の春の選抜高校野球大会への出場が決まれば、国府高校としては春夏通じて初めての甲子園出場。
熊本県勢の選抜高校野球大会出場は、2019年に21世紀枠で出場した熊本西高校以来、5年ぶりとなります。