決勝は大津VS熊本商 高校サッカー選手権熊本大会 3年連続か28年ぶりか
準決勝第1試合は、県大会3連覇を狙う青のユニフォーム・大津と2年ぶりの県大会決勝を目指す黄色のユニフォーム秀岳館が対戦。
まずは前半12分、大津の德永がダイレクトでシュート!ここは秀岳館の玉城がゴールラインギリギリでナイスクリア!
この直後、今度は秀岳館がコーナーキックのチャンス。こぼれ球を小泉がボレーシュートを放ちますが、惜しくもポストに当たり先制とはなりません。
すると前半31分。大津はロングスローでチャンスを作ります。ゴール前の混戦から最後は2年生の兼松がヘディングシュートで先制点を挙げます。
後半立ち上がりの8分にも、田辺のロングスローから再び兼松がヘディングシュートを決め、大津がリードを広げます。
その後、大津が1点を追加し3対0で迎えた後半33分、秀岳館がゴール前の競り合いから1年生の橋本が1点を返します。
ところで、熱戦が続く準決勝は季節外れの“暑さ”との戦いに。
■実況「ああっと、主審の足がつってしまったようです」
5日の熊本市は11月として観測史上初めてとなる最高気温30.0℃の「真夏日」を記録。審判が足をつって交代する珍しいシーンもみられました。
厳しいコンディションの中、3対1で勝利した大津。3年連続20回目の全国大会出場に王手です。
第2試合 熊本商業VS秀岳館
第2試合では水色のユニフォーム・熊本商業と緑のユニフォーム・熊本国府が対戦。
試合はすぐに動きます。前半2分。熊本商業はフリーキックでゴール前にボールを送ると、こぼれ球を吉井がシュート!開始早々、熊本商業が先制します。
前半9分には、熊本商業のエース・高浜がヘディングシュート!
さらにその3分後、キャプテン木實大翔が得点。序盤から主導権を握った熊本商業が、前半12分までに3点をリードします。
追いかける熊本国府は前半終了間際、途中出場の本田が強烈なシュート!1点を返します。
両チーム、次の1点がほしい展開の中、後半9分、熊本商業はコーナーキックのチャンス。こぼれ球に反応したのは高野!欲しかった追加点を奪い、再び3点差とします。
この後両チーム1点ずつを加え、熊本商業が5対2で勝利。28年ぶりの決勝進出を決めました。
大津と熊本商業による決勝は11月11日、熊本市の水前寺競技場で行われます。