富山県立大 大学院 看護学研究科博士課程 2025年4月設置目指す
富山県立大学の大学院看護学研究科に博士課程を設置するよう県医師会などが8日、富山県に要望しました。県立大は、博士課程について2025年4月からの設置を目指しています。
この要望は、県医師会、県公的病院長協議会、県看護協会が行いました。
富山県立大学の看護学部は2019年、富山市西長江に4年制として開設しました。そして去年4月、2年制の大学院の修士課程と、1年制の専攻科を開設しています。しかし現在、博士課程はなく県内で設置されているのは富山大学のみです。
要望では看護職のキャリアアップの選択肢を増やし、富山県の看護職、教育者の確保にも貢献できるなどとして、県立大学での博士課程の設置を求めました。
これに対し、新田知事は「前向きに検討を進めていきたい」と述べました。
県立大学は定員を2人程度とし、2025年4月の設置を目指して申請を進めます。