マイナ保険証 富山県が利用進んでいるとして厚生労働省から表彰
マイナンバーカードを健康保険証として使える「マイナ保険証」の利用が進んでいる地域として、県などが厚生労働省から表彰されました。
16日県庁で厚生労働省の濵地雅一副大臣から表彰状を受け取ったのは、県と、県公的病院長協議会、全日本病院協会富山県支部です。
国は2024年5月から7月までを「マイナ保険証」の利用を促進させる集中取り組み月間と位置づけ、利用が進んでいる地域などを表彰する制度を設けました。
都道府県別の医療機関と薬局の利用率で富山県は、2024年4月に10.45パーセントで全国2位、5月・6月はさらに率を伸ばして1位となっています。
6月は暫定値で16パーセントを超える見込みです。
新田知事は「安心して活用できるように様々な不安の払しょくに取り組んでいただきたい」と述べました。
政府は2024年12月に今の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化する方針を示しています。
一方、経過措置として今の保険証が有効期限内であれば最大1年は使用できるほかマイナカードを持っていない人には資格確認書を発行するとしています。