自民党富山県連・野上会長が辞任 派閥の裏金事件受け引責
県選出参議院議員で自民党富山県連の野上浩太郎会長が、派閥による政治資金パーティー裏金事件の責任を取って、会長を辞任しました。
自民党富山県連会長 野上浩太郎参議院議員
「自民党県連会長を自ら辞するべきだと。このような形で辞すること、本当に申し訳ない思いでいっぱいです」
自民党県連が富山市で開いた支部長らを集めた会議で野上議員はこう述べて、派閥による政治資金パーティー裏金事件の責任を取り、会長を辞任する考えを示し了承されました。
一連の問題では野上議員と、同じ自民党安部派の田畑裕明衆議院議員が、派閥からキックバックされたパーティー収入で収支報告書に記載しないものが2022年までの5年間で野上議員が100万円、田畑議員が68万円あったことを1月に認めています。