イタイイタイ病を小学生が考える 神通川清流環境賞表彰式 富山
神通川流域で発生した公害病、イタイイタイ病の風化を防ぐとともに環境への取り組みを進めようと、小学生を対象にした作文コンクールの表彰式がきょう、富山市で行われました。
このコンクールは神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会が行っていて今年で7回目です。
今回は、県内42の小学校から寄せられた1091点から、入選者45人と11の小学校が表彰されました。
最優秀賞となった9人のうち、富山市立宮野小学校6年の藤井健輔さんは「花火から見える戦争とイタイイタイ病」と題した作文を発表しました。
藤井健輔さん
「イタイイタイ病は、戦争が起こした悲惨な歴史の1つだと思う」
意見交流会では、環境を守ることの大切さについて自らの考えを話していました。
入選した作文は作品集にまとめて県内全ての小学校に配布されます。