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子どもたちがイタイイタイ病を考える 富山市でフォーラム開催

2025年2月16日 8:52
子どもたちがイタイイタイ病を考える 富山市でフォーラム開催

神通川流域で起きた公害病、イタイイタイ病について考えるフォーラムが、きょう富山市で開かれ、意見発表した児童や生徒が、問題を風化させないことなどを訴えました。

富山市友杉の県立イタイイタイ病資料館で開かれたフォーラムでは、小・中・高校生が、イタイイタイ病が地域に与えた影響や命の大切さなどをテーマに発表しました。

このうち中学2年生のグループは、富山大空襲とイタイイタイ病の二重の苦しみを経験した世代がいることに注目し、それぞれの歴史や経緯を調べて発表しました。

また小学5年生のグループは、自分たちがイタイイタイ病のことを知ることができたのは伝える人がいたからで、自分たちも次の世代に伝えていくことが大切だと訴えました。

イタイイタイ病は、岐阜県飛騨市の神岡鉱山から神通川に排出されたカドミウムが原因で、骨がもろくなるなどの症状が出る公害病です。

これまでに201人がイタイイタイ病と認定され、現在も健康調査が続いています。

最終更新日:2025年2月16日 8:52
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