イタイイタイ病を考える 清流環境作文コンクール 表彰式 富山
神通川流域で発生した公害病、イタイイタイ病の風化を防ぐとともに環境への取り組みを進めようと、小学生を対象にした作文コンクールの表彰式が23日、富山市で行われました。
このコンクールは神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会が行っていて今回で6回目です。
23日は県内の小学校50校から寄せられた1248点から、入選者46人と16の小学校が表彰されました。
最優秀賞となった7人のうち射水市立中太閤山小学校5年の長谷川駿さんは、「イタイイタイ病をくり返さないために」と題した作文に決意を込めました。
長谷川駿さん
「自分にできることは何なのか考えました。それはイタイイタイ病が二度と起こらないよう、ぼくの学びや考えを多くの人に伝えることだと思いました」
入選した作文は作品集にまとめて、県内すべての小学校に配布されます。