リモート、宅配、猛暑まで 今が見える“お役立ち文具”フェス開催も
新生活や新学期を迎えるこの季節は、文具の売り上げが上がる時期だといいます。今の時代に合わせたアイデアが詰まっている“お役立ち文具”を取材しました。
米澤かおりキャスターがやってきたのは、春の文具祭り、その名も『文フェス』が開催中の生活雑貨店。新生活が始まる3月と4月は幅広く文具が売れる時期で、特に新学期や新生活向けの売り場を拡大しているそうです。なかでも注目は……
米澤かおりキャスター
「ペンケースのコーナー。種類がいっぱいあります」
ペンケースだけでズラーッとおよそ450種類! 一見ぬいぐるみのようですが、れっきとしたペンケースで、仕事や勉強の癒やしになる、と人気だそうです。
ロフト 広報 横川鼓弓さん
「今ペンケースはとても進化していて、便利な機能がついたものが続々と登場しています」
一見、普通に見えるペンケースですが、イマドキのお役立ち機能が詰まっているんです。先月発売されたばかり、斜めの形がポイントです。
米澤かおりキャスター
「たくさん入りそうですね。取り出しやすい!」
フタの部分を開けると、中から物が取り出しやすいよう三角形に! しかも角度が60度になっていて、ペンがストレスなく取り出しやすい角度を研究したそうです。さらに収納力にこだわって、引き出しまでついているんです。そのワケは?
ロフト 広報 横川鼓弓さん
「(職場が)フリーデスクになっているので、たくさんのものを収納して持ち歩く。そういったものが今売れています」
自分の席を持たずに好きな席で働くフリーアドレスや、リモートワークなど多様な働き方が広がったことで、どこにいてもペンケース自体が引き出しとして使えるよう、進化しているそうです。
他にも、今や仕事や勉強に欠かせないスマートフォンを充電しながら置けるペンケースも! 底が吸盤状になっていて倒れにくいよう工夫されているそうです。
次は、年々増えている“あるモノ”に使えるというアザラシ。何に使うんでしょうか?
ロフト 広報 横川鼓弓さん
「段ボールカッターなんです」
米澤かおりキャスター
「本当ですか!?」
実はこれ、刃が付いた段ボールカッター。
米澤かおりキャスター
「段ボールの上を滑っている。かわいい!」
刃の高さは中身を傷つけないように設計されているそうです。
国土交通省の最新の調査によると、全国の宅配便取扱個数は過去最多のおよそ50億個! 届いた荷物が楽しく開けられるようにとアザラシ、ペンギン、シロクマの3種類を用意。玄関に置いてもかわいい!と人気だそうです。
そして、近年の猛暑や豪雨などにも役立つと注目が高まっているという、メモ帳は……なんと、水をはじく紙を使用。
試しに水を吹きかけると…
米澤かおりキャスター
「うわぁ! 大丈夫だ!」
紙にはっ水加工が施されていて暑い時期、ポケットに入れていても蒸れにくいといいます。水を拭き取れば、再び文字が書けました。
続いては、今年で創業120年。老舗文具メーカーのお店で見つけた、お役立ち文具。
米澤かおりキャスター
「こちらは紙でできたホワイトボードシート」
好きな大きさにカットできるという紙のホワイトボード。様々なライフスタイルに合わせて使えるので、家庭や職場など幅広いシーンに役立つといいます。どんな空間にも馴染むよう多彩な色味にこだわったそうで、創業100年ごえの老舗メーカーたちが共同開発。試行錯誤して生まれたそうです。
イマドキのお役立ち文具、新生活を快適に過ごす助けになりそうです。
(3月31日放送『Oha!4 NEWS LIVE』より)