コスパよし 東京で巡るアジアの朝ごはん 500円で食べ放題も
中国に、タイに、台湾の“定番の朝ごはん”がコスパよく楽しめる都内の店を米澤かおりキャスターが取材してきました。
米澤かおりキャスター
「おいしい朝食が食べた~い! と、いうことで、今日は東京でアジアの朝食を巡ります」
まずは秋葉原駅からすぐ。朝7時からオープンしているお店では中国の“コスパよし”な朝食を発見。メニューを見てみると…
米澤キャスター
「500円!? とっても安い」
中国出身 香福味坊 専務取締役林強さん
「豆乳とか、飲み放題食べ放題」
揚げパンと味付け卵に、豆乳・おかゆ・漬物・ザーサイがなんと食べ放題で、お値段500円。揚げパンは『ヨウティアオ』と呼ばれる中国の朝食でマストアイテムだそうで。小麦粉を細長く練って揚げるのが特徴。朝に揚げパンをあげる様子は現地ではおなじみの光景なんだとか。
香福味坊 林強さん
「中国に行かなくても中国の朝食はこんな食べ方があるよ、ということを感じてもらえるように」
本場中国の朝食文化を手軽に味わってもらいたいと、500円というお手頃価格で提供しているといいます。
米澤キャスター
「私ザーサイ本当に大好きなんですよね」
大好きなザーサイも好きなだけとって500円。食べ応えも抜群。現地流の食べ方は?
香福味坊 林強さん
「豆乳につけてから食べるともっとおいしい」
揚げパンはやわらかく空洞が多いので、豆乳をしっかり吸い上げてくれるんです。
米澤キャスター
「パンにジュワッと豆乳が染み込んで、かむたびにまろやかさがジュワッと出てきます」
続いては、東京駅にあるタイの朝ごはん。日本にいながら本場のタイ料理が味わえるとして、タイ政府から認定を受けているお店です。朝8時からガパオライスや、汁そばなどボリューム満点のメニューも人気ですが、本場タイの朝食で定番というのがこちら、カオトム。650円。カオはご飯、トムは煮るという意味でタイ版のおかゆです。利用客は…
客
「昔、東南アジアに住んでいたことがあって、たまにおかゆとか麺とか(食べたくなる)」
客
「日本のおかゆさんよりもちょっと(米が)硬めで、しょっぱくておいしい」
ポイントは、煮込む時間の短さ。茶碗1杯分のタイ米をお店特製の鳥スープで煮ること、1分。お米の食感も残しつつ、鶏のうまみがぎゅっと詰まったタイのおかゆができました。出勤前やお出かけのついでにタイ本場の朝の味を知ってもらうきっかけになればとメニューに取り入れているそうです。
お次は、東京・飯田橋で発見。コスパだけでなく“タイパ”までよし! という台湾の朝ごはん。台湾式のおにぎりです。
台湾出身の店員 サイさん
「台湾式のおにぎりは日本の三角とは違います。朝食の定番です」
平べったくしたもち米に、ロウソンという、豚肉を醤油や砂糖で炒めたふりかけ、そして揚げパンをはさみます。これで540円。具材をぎゅぎゅっと詰めこんでワンハンドで食べられるので時短にもなります。
米澤キャスター
「もちもちのお米の中にいろんな食感があります。揚げパンのカリカリッとした食感も残っているし甘辛!おいしい!」
台湾では朝ごはんをお店で食べる習慣があるそう。そんな現地のおいしい朝ごはんを知ってもらいたいと、お店では1日中、朝食メニューが味わえます。プチ海外旅行気分も味わえる朝ごはん! ぜひ試してみては?
(11月21日『Oha!4 NEWS LIVE』より)