29日の東京は日中に最低気温4.6度を観測し、真冬のような寒さとなりました。そんな寒さの中でも、桜の名所には花見を楽しもうと多くの人が訪れました。

29日、桜の開花後初めての週末を迎えた東京。28日の夏日から一転、午後2時の気温はおよそ5度と真冬並みに冷え込み、あいにくの雨も降りました。

しかし桜の名所、上野公園には大勢の花見客が訪れ、中には冷たい雨に負けじと宴会を楽しもうとする人も見られました。

花見をしに来た人
「どうにもならないので立ち見です。立ち見！きのう（ブルーシート）張ってるときはTシャツだった。たぶん風邪引いてますね。もう飲んでばっかりの」
「今日満開になると（予想）天気だけはどうしても左右できなかったですね」「今日はもう楽しいぞ！」

日本気象協会によりますと、東京では29日、桜の満開が予想されていましたが、この寒さでまだつぼみが残っていて、満開は30日以降になりそうです。

30日の東京は日差しが戻って寒さはゆるみ、お花見日和となりそうです。