×

備蓄米納品せず 農水省、7事業者に違約金の支払い求める

2025年4月1日 7:27
備蓄米納品せず 農水省、7事業者に違約金の支払い求める

農林水産省が、去年行った備蓄米の買い入れの際、契約した数量を納品しなかった7つの事業者に対し、違約金の支払いを求めていることがわかりました。

農水省は毎年、備蓄米として事業者からコメを買い入れています。

去年も17万2000トンあまりの備蓄米を買い入れる予定でしたが、そのうちおよそ2000トンが7つの事業者から、期限を過ぎても納品されなかったということです。

このため農水省は先月26日、7事業者に対し、国の備蓄米の買い入れに参加する資格を3か月間停止すると通達し、違約金の支払いも求めているということです。

7事業者のうち一つは、「納品を予定していた生産者から、備蓄米としてではなく食用米として販売したいとの申し出があり、数量を集められなかった」としていて、背景には、コメの価格高騰があるとみられます。

最終更新日:2025年4月1日 7:27
    おすすめ