競泳男子1500メートルの竹田渉瑚選手(富山市出身)パリ五輪出場ならず
競泳のパリオリンピック代表選考会が24日東京で行われ、富山市出身の竹田渉瑚選手が男子1500メートルの決勝に出場しましたが、悲願のオリンピック出場はかないませんでした。
この種目で日本選手権4連覇中の竹田渉瑚選手。優勝候補として24日の決勝に臨みました。
2021年の代表選考会で優勝しながらも派遣標準記録にわずか0秒64届かず東京オリンピック出場を逃した現在29歳の竹田選手。レース序盤はトップ争いを繰り広げますが、いつものスピードがなく一度もトップに立つことが出来ません。800メートルで3位に後退するとそのままフィニッシュ。悲願のオリンピック出場はなりませんでした。
竹田選手はレース後に「出せるものは出した。これで競泳は終わり。経験を若い選手に伝えていきたい」と話し引退を示唆しました。
長く日本の長距離界を引っ張ってきた竹田選手でしたが、一度もオリンピックの舞台に立つことは出来ませんでした。