「また来年会えるかな」防府市富海小学校の子どもたちがホタルの幼虫を放流
かつて地域にたくさんいたホタルを蘇らせようと、防府市富海の小学生が17日、ホタルの幼虫を放流しました。
防府市富海を流れる新川で富海小学校の3、4年生が放流したのは1cmほどのホタルの幼虫およそ2000匹です。
「大きくなってね」
この幼虫は1998年から川の清掃やホタルの保全活動に取り組む「富海をホタルの里にする会」が育てたものです。
今年は5月にホタル103匹を捕獲し、6月中旬に孵化、放流まで富海公民館のホタル小屋で幼虫を育ててきました。
17日はホタルのエサとなるカワニナも一緒に放流されました。
(3年生)「放流したホタルにまた来年会えるのかなという気持ち。10匹以上放流した。」
(4年生)「来年きれいに光ってくれたらいいと思って放流しました。」
児童が放流したホタルは来年5月ごろ 成虫になり、富海ではホタルまつりも開かれる予定です。