山口県教委人事異動 定年年齢引き下げ受け2004年以降で最小規模 女性校長・教頭は23.4%
県教育委員会は26日、人事異動を発表しました。定年年齢の段階的な引き上げを受け、異動規模は2004年以降、最も小さくなっています。一方、校長・教頭のうち女性が占める割合は23.4パーセントで2012年以降、最も高くなっています。
(県教育委員会 繁吉健志教育長)
「県教委では女性管理職候補者の積極的な育成や女性が働きやすい環境づくりの推進に努めていて意欲と能力のある女性管理職を積極的に登用しました。」
県教育委員会が発表した人事異動の規模は2742人で前の年度と比べて436人減少しました。
これは今年度(令和5年)を初年度として定年年齢を60歳から65歳まで2年ごとに1歳ずつ段階的に引き上げることによるもので異動規模は2004年以降、最も小さくなっています。
一方、女性の管理職については校長を85人、教頭を142人配置校長・教頭のうち女性の占める割合は23.4パーセントで2012年以降、最も高くなっています。
また来年7月下旬から8月下旬にかけて広島県を主会場に開催される「全国高等学校総合体育大会」=「開け未来の扉 中国総体2025」に向けて「学校安全・体育課」内に4人体制の「高校総体推進班」を新たに設置することもあわせて発表されています。