去年の大雨で被災した下関市豊北町にあるJR山陰線の「粟野川橋りょう」の復旧工事の様子が報道陣に公開されました。

作業は順調に進んでいるという事です。

「粟野川橋りょう」は去年6月末からの大雨の影響で橋脚が傾くなどし、JR山陰線の人丸・滝部間は今も不通となっています。

橋の復旧工事は今年6月から行われていて、3日は損傷の状況などを調べるため傾いた橋脚に設置されている橋げたをクレーンを使って取り外す作業が行われました。

橋は6つの橋げたで構成されていて、4日も傾いた橋脚に設置されている別の橋げたを取り外すという事です。

（JR西日本山口土木技術センター　大和三晃さん）「桟橋をつくったりとか、いま順調に工事は進んできております。1日でも早く山陰線の全線開通に向けて復旧工事を進めていきたい。」

傾いた橋脚は撤去し新たに設置します。

また不通区間については、来年度中の運転再開を目指しています。