【山口天気 夕刊7/12】3連休は降ったり止んだり 地盤が緩みやすいため安全第一の行動を 来週半ばはいよいよ梅雨明け!?
●あす13日(土)は時折にわか雨の心配がありますが、概ね雲の目立つ空模様に。
●あさって14日(日)になると、徐々にまとまった雨雲が県内に接近する見込みで、朝から広く雨となりそうです。夜にかけてところどころで、強く降る時間も。
●週が明けた15日(月)になると、また雨は小康状態となりますが、昼前ごろから雨雲がかかり出し降ったり止んだりの空模様が続く見込み。
●来週半ばになると太平洋高気圧の張り出しが強くなるため、梅雨明けの発表の可能性もあると見込んでいます。
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日中は雲の多い空模様でしたが、時折雲の隙間から青空の見える時間もあり、きょう12日(金)も蒸し暑い一日となりました。
きょう12日(金)の空模様だけ見ると、もう雨の危険性はおさまったと思われるかもしれませんが、まだ油断は禁物です。
こちらは「土壌雨量指数」という地面の中にある水の量を示しています。山口県を見ると広く黄色い表示で、まだ地盤の緩い状態が続いています。
これを踏まえてこの先の天気を見てみますと現在、帯状に連なった雲が大きく広がっていて、特に九州付近にまとまった厚い雲があります。この雲が県内にかかると、きょう12日(金)の夜遅くにも雨の降りだすおそれがあります。
あす13日(土)から3連休が始まります。あす13日(土)は時折にわか雨の心配がありますが、概ね雲の目立つ空模様となりそうです。
あさって14日(日)になると、徐々にまとまった雨雲が県内に接近する見込みで、朝から広く雨となりそうです。
夜にかけてところどころで、強く降る時間も出てきそうです。
週が明けた15日(月)になると、また雨は小康状態となりますが、昼前ごろから雨雲がかかり出し降ったり止んだりの空模様が続く見込みです。
この3連休は特にあさって14日(日)と、15日(月)を中心に雨となりそうです。まだ地盤が緩んでいるため、少しの雨でも油断せず、安全第一の行動を心がけてください。
来週17日(水)ごろになると太平洋高気圧が強く張り出し、夏の空が広がり出すと見込んでいます。
このあたりで、県内の梅雨明けの発表の可能性があると見込んでいます。
来週は季節の移り変わりの感じられる週となりそうです。
あす13日(土)は湿った空気の影響で、一日雲の目立つ空模様となるでしょう。夕方にかけて、ところどころで雨の降る心配もありますが、雨足はそこまで強くはなく、にわか雨程度と見込んでいます。
連日降り続く雨により、地盤がかなり緩んでいます。少しの雨でも油断をせず、引き続き安全第一の行動を行っていきましょう。
日中の最高気温は30度に届かないところも多いですが、湿度が高くかなり蒸し暑くなりそうです。
あさって14日(日)は、九州付近に停滞していた梅雨前線が再度北上し、県内に接近する見込みで、朝から広い範囲で雨が降りそうです。
夜にかけても雨は強弱を繰り返しながら降り続く見込みで、雨の降り方によっては、まだ大雨災害に気が抜けない日となりそうです。
週明け15日(月)も県内には梅雨前線による雨雲がかかりやすく、一時的に強めの雨が降る時間も出てきそうです。
16日(火)までは大気の状態が不安定で、時折にわか雨の心配がありますが、来週半ばになると太平洋高気圧の張り出しが強くなるため、日差しの照りつける夏の空が広がり出す見通しです。強い日ざしで気温が一気に上昇し、最高気温は各地で35度に迫る体力を消耗するような暑さとなる予想です。
このタイミングで梅雨明けの発表の可能性もあると見込んでいます。
(KRY山口放送 気象予報士 秋山幸輝)